血流について(その2)

血流の悪化は体のだるさや倦怠感と言った疲労の大きな原因の一つです。

血流が悪化すると身体が必要とする全ての栄養素と酸素が正しく運搬されず、 エネルギーが不足します。

また、血流が悪化すると不要な老廃物、二酸化炭素を体外に排出することができず、 身体の中に長くとどまり、倦怠感やだるさといった疲労の原因となります。


血行とは、読んで字のごとく、「血液の流れ」のこと。
血液は、体内の細胞が正常に機能するために
必要な栄養素を運ぶという大切な役割を担うものですから、
「健康」を語る上では決して外すことができない要素と言えます。

血液を調べれば、身体のコンディションはほぼ分かってしまいます。

例えば、食事。
ファーストフードをはじめとする脂分や塩分の多い食事は、
血行不良の原因の一つです。


最近、欧米では健康ブームの高まりと共に
「食生活を見直そう」という動きが活発化しているよう。
食品の塩分や油分に関する規制も厳しくなっているようです。

その点、日本は、健康に関する意識がまだまだ低いと言わざるを得ないでしょう。

運動不足が血行不良を招く!

食生活が、血行を滞らせる原因の一つとなり得ることはすでにご紹介した通りですが
血行不良の原因は食事だけではないんです。

運動不足も、血行不良の原因です。
特に、足の筋力が落ちると心臓へ血液を戻す機能が落ちてしまい、
血液の循環が滞る原因になります。

血液がスムーズに流れない=血行不良の状態になってしまうので、
身体の隅々に栄養分が行き渡らなくなるのです。

また、血液には身体で生まれた老廃物を回収する役割もありますが、
血行が悪くなるとこの機能も低下してしまいます。
こうなると、老廃物の代謝がうまくいかなくなって、血液はドロドロ。
これでますます血行が悪くなる…という悪循環に陥りま

血行不良を予防するには、普段のちょっとした心がけが大切です。

ストレスも血行を悪くする原因?

血行が悪くなる原因として、もう一つ外せないのが、ストレスです。

これには、自律神経の働きが関係しています。
自律神経とは、血液の循環調整や内臓の機能など、
自分の意思とは関係なく機能する組織を制御する役目を持った神経系のこと。

自律神経は、交感神経と副交感神経で構成されていますが、
過度のストレスは交感神経優位な状態を作り出してしまいます。

「交感神経」とは、
血液を筋肉に集中させたり、内臓の活動をコントロール(抑制)したり…と、
いわば身体を「戦闘モード」に整える役割を担っています。
外敵(=ストレス)に対していつでも反応できるように、

血行とは?

筋肉を緊張させてエンジンを吹かしておくわけです。

一見、血行が良くなっているようなイメージを持たれるかもしれませんが、
確かに、通常よりも血液の循環量は増えますが、
内臓への血液供給は抑えられているわけですから、
不都合が起こらないわけがありません。
血液が身体の隅々まで行き渡りにくい状態=血行不良には違いないのです。

筋肉の過剰緊張が続くことで、慢性疲労の原因にもなります。

また、交感神経が過剰に緊張すると血液中の“顆粒球”が必要以上に増加し、
この顆粒球が死滅する際に発生する活性酸素も増加します。
活性酸素は強い酸化力を持っているため、
血液も酸化されてしまい“ドロドロ”の状態に…。
血液がスムーズに流れず、ますます血行が悪くなるという
最悪の状態を招いてしまいます。